おかげさまをもちまして、2024年1月14日の公演チケットは完売となりました。
ご購入いただきました皆様、本当にありがとうございます。
皆様の日々のご声援がダンサーのリハーサルの励みになっております。
そして、3つの公演はそれぞれ見比べてこその魅力がございます。
1月14日の公演チケットをすでにご購入の方も、1公演目と2公演目も合わせてご購入がおすすめです。
奥が深い「白鳥の湖」だからこそ、演者それぞれの個性的な踊りをぜひご堪能ください。
キャリアと表現力が武器。
師の薫陶を胸に、さらなる高みへ──。
永橋あゆみ×今井智也
初日にオデット/オディールを踊るプリンシパルの永橋あゆみは、谷桃子から直接指導を受けた最後の世代の一人。2002年に『白鳥の湖』で主役デビューして以来、その儚げな雰囲気と精緻な踊りで、多くの人々の心を掴んできました。今回は出産、育児で長く舞台を離れていた彼女のバレエ団復帰公演でもあり、体力的には大きなチャレンジではあるものの、その経験ゆえの奥行きある演技が期待されます。ジークフリート王子を演じるのは、やはり谷から直接の指導を受け、数々の舞台で永橋とパートナーを組んできた今井智也。憂いを帯びた気品ある容姿と役者魂、経験に裏打ちされた盤石のサポートで、心に染み入る舞台をお届けします。
1月13日昼公演 チケットのご購入はこちら
英国仕込みのエレガンスとオーラで魅せる、バーミンガムの名花、再び。
平田桃子×牧村直紀
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして数々の舞台に主演している平田桃子さん。前回の『ドン・キホーテ』では、その圧巻のオーラとエネルギーでカンパニー全体を牽引、舞台を成功へと導きました。その精確なテクニックと美しい佇まいは、まさに気高く美しい姫、オデット役に相応しいもの。パワフルかつ蠱惑的な振る舞いで王子を誘惑するオディールとともに、演劇の国、英国でキャリアを重ねてきた彼女ならではの説得力ある演技で、観る人の心を捉えます。ジークフリートを演じるのは、『ドン・キホーテ』で平田さんとパートナーを組んだ牧村直紀。その舞台で築き上げた息の合った演技と持ち前の身体能力をもって、王子役初挑戦を果たします。
1月13日夜公演 チケットのご購入はこちら
次代を担う若い二人が、
大役デビューで羽ばたく瞬間。
森岡 恋×森脇崇行
3日目の舞台には、期待のホープが初めての大舞台にのぞみます。オデット/オディールは、2023年春に入団した森岡恋。米国のカンパニーで活躍後、一度バレエから離れるも、踊りへの抑え難い情熱を胸に谷桃子バレエ団へ。生来の可憐な雰囲気に加えて、全身から喜びがあふれ出るような踊りで、どんなデビューを印象づけるのか、熱い視線が向けられます。パートナーは2022年入団の森脇崇行。2023年8月の『くるみ割り人形』で初の王子役を務め、巡回公演におけるダイジェスト版『白鳥の湖』ではすでにジークフリート役を経験。若い感性で、全幕での大役デビューにのぞみます。さらに、初日に王子を踊る今井智也が、この日はロットバルトに初挑戦。さまざまなチャレンジが交錯する最終日です。