8月10日、11日に谷桃子バレエ団本公演「レ・ミゼラブル」全幕を上演いたしました。
当日は沢山のお客様にご来場いただき、大盛況のうちに終了する事ができ、皆様ご来場本当にありがとうございました。
本作「レ・ミゼラブル」は再演不可能と言われておりましたが、遺されていた衣裳・舞台セットに触れ、この混沌とした時代に私たちが芸術の力で時代に訴えかけねばいけないのだと、師・谷桃子と振付家・望月則彦に導かれたように、再演実現への歯車が動き出しました。
非常に重いテーマと、団の誇るべき作品に対し各々が責任を背負い、団員一丸となり限られた練習期間、環境の中で練習を重ねて本番に臨みました。
今回の公演は、今月末で閉館が決まった劇場・メルパルクホール東京にて公演いたしましたが、当日はコロナ禍以降はじめての満席に近いご来場があったと会場の方からのお声もいただきました。
観客の期待に応えるかのように、舞台上では躍動した団員が、時代を生き抜く精悍な顔つきで、役にのめり込み役になりきり役を演じきりました。
なかには舞台上の演技に涙してくださるお客様もいらっしゃり、私達も胸が熱くなりました。
さらに、今回は谷桃子バレエ団の“挑戦の証”として、新人ダンサー達にも重要な役柄に抜擢し、若い力と共に「心で踊る」を探求しました。
そして、まさに「舞台で成長する」を体現したような、素晴らしい表現を皆様にお見せできたことを嬉しく思います。
このように本公演が成功を収められましたのも、皆さまのご理解・ご協力の賜物と、喜びと感謝の念に堪えません。
共にこの公演を創りあげていただきましたことに、心より御礼を申し上げます。
Youtube公式チャンネルでは、谷桃子バレエ団本公演「レ・ミゼラブル」のリハーサル風景をカメラが追いかけました。
伝説の公演の裏側をぜひお楽しみください。
さらにYoutube公式チャンネルでは、様々な動画をアップしております。
ぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
12年の刻を越えて‥遺されていた作品が想いを託し、よみがえる！